福祉車両の整備事業完了のお知らせ

このたび財団法人JKA様より「2021年度福祉車両整備補助事業」として、利用者の送迎をおこなうための、車いす仕様のリフト付き車両の助成をいただき導入いたしました。

ここに事業完了のご報告を申し上げると共に、財団法人JKA様をはじめ、ご協力いただいた関係者の皆様に謹んで御礼申し上げます。

社会福祉法人山栄会 理事長 山崎 俊比古
ショートステイ千曲 所長 佐藤 正隆

1.補助事業の概要

(1)事業の目的

長野県千曲市のショートステイ千曲は、定員32名の短期入所施設です。毎日朝のお迎えと夕方のお送りが各7名程あります。施設の特徴として車いすの利用者が多い事があり、今迄は車イスが1台搭載できる軽自動車でピストン輸送しており、施設へ戻る途中に渋滞箇所があるため、要望された時刻に到着できない事態が発生し、利用者様およびご家族様に不便をおかけしていました。
運転する職員もお約束の時刻を守り、時間に遅れないためにストレスを感じており、車いすが2台搭載できる福祉車両の導入を希望していました。

(2)実施内容

車いすが2台搭載できるリフト付きの福祉車両の導入により、利用者様の送迎は一度施設に戻る必要がなくなり、ピストン輸送がなくなった結果、お約束どおりの時刻に利用者様宅へお迎えやお送りができる様になり、利用者様およびご家族様へご迷惑をお掛けする事がなくなり、運転する職員も時間を気にするというストレスから解放され、安全運転に専念できています。

2.予想される実施効果

利用者様を車いす2台と合わせて合計9名を一度に送迎できる福祉車両の導入により、一度施設に戻るピストン輸送がなくなった事により、お約束の時刻に利用者様宅へ到着する事により、ご家族様も前後の予定が立てやすくなっています。運転する職員も遅れまいとするストレスから解放され心に余裕を持って運転に専念できています。
そして何よりも、ピストン輸送が無くなった事により送迎時間が短縮でき、その結果施設に戻り利用者様と関われる時間が1日1時間以上増えた事が最大の効果です。

3.本事業に係る印刷物等

(1)千曲事業所レター 2022年1月号

(2)長野市民新聞 2021年12月18日号